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【ヘッドホンレビュー】ATH-RE700を購入

2014/8/18 - ヘッドホンGadget , Mobile , Audio , ヘッドホン

20140818s

オーディオテクニカのヘッドホン ATH-RE700 を購入しました。
このヘッドホン、発売から半年を過ぎてもレビューがあんまり増えない、国内では人気のないと見られるヘッドホン です。

でも、レトロな見た目としっかりした作りが気に入って、いつか買いたいなあと思っていたところ、急激に価格が下がってきました。
ここは一つ、RE700がこのままフェードアウトしてしまう不幸な先行きにならないことを願って、実機を購入しレビューしてみようと思います。

レトロなデザインと最新の機能性

ATH-RE700

今回の買い物は、見た目7割・機能性2割。残りは音質への僅かな期待です。
(普段は、ATH-ESW9を使っている ので、もっとイイ音質を!とは考えていません)

ATH-RE700は、見ての通りレトロなデザインで、他にはない質感があります。

ハウジングの外装こそプラが多用されているものの、各部で使われるアルミパーツや質の良いイヤーパッドが好印象 です。
ヘッドホンのアームもプラではなく柔らかい合皮?に覆われているので、このレトロな雰囲気に良く合っていると思います。

また、コードが着脱式 であることと、スマホ対応のコントローラ が付属するという機能性も併せ持っています。

・・・とまあこれだけで、音質はさて置き、とりあえず手に入れたい品だったのですが、
レビューサイトなどではほとんど購入者が現れないし、国内ではあまりブログ記事にもならない状況。

音質が物凄く優れている!・・・というわけでもないため、多くの人には 取るに足らないヘッドホン という評価なんでしょう、たぶん。

外観とハウジング

ATH-RE700

購入したのはブラウンカラーのRE700です。
付属するコードもブラウンだし、よりレトロな雰囲気に感じるブラウンを選びました。

唯一気になるのは、ハウジング部分の「水色ライン」
ブラックカラーのRE700ではこのラインが濃い赤で、シックな筐体だと感じるのですが、ブラウンに水色はどうなのかな~と少々悩みました。

ハウジング部分を分解して、ブラックカラーの赤を移植しようか・・・とも考えましたが、メーカーに訊くと分解は難しいようなので、これは我慢することにしました。

でも、写真を撮ってみて、ブラウンで良かったかもと再確認。
なかなか良いレトロ風味だと思いませんか?

ATH-RE700

ハウジングはオンイヤータイプながら、意外にもずっしりと大きさ・重さのある印象。

この重量感と心地良いイヤーパットのお蔭で、耳にしっかりフィットするものの、若干締め付けが強め です。もちろん痛いほどではないけれど、長時間の使用には疲れが心配な感じです。
実際、通勤に1時間程度付けていたら、耳の上の方が結構疲れました。

ATH-RE700

着脱式のコードを挿したところ。
コードが着脱式であることと、iPhoneなどのスマホ用リモコン付き というのが今回の買い物の後押しになりました。

音の良いATH-ESW9は、これらの機動性が欠けているので、残念ながらポータブルには徹し切れない気がするのです。

中高音が伸びる、聴きやすい音質

肝心の音質は、甘口で言って 聴きやすい音質 というのが印象です。

iPhoneでの使用を想定して、iTunesのAAC形式(128kbps)で聞き比べてみました。
聞き比べたのがATH-ESW9という評価の高いモデルなので、どうしても方向性の違いが明確で辛口になってしまいますが、細かく見てみます。

ロック・フュージョン

角がなく、聴きやすい音楽にイコライズされている印象。
中低音が締まりなく感じて、特にベース付近の音が篭る気がします。

ESW9と比べると・・・
高音の解像感・臨場感、低音の正確さもESW9が数段上。
例えるなら、ベースのピックの音まで聞こえそうなのがESW9、音楽を低音で普通~に支えるのがRE700 という感じ。
【聞き比べた曲】
エースコンバット2 ミュージックコレクション
NAMCO SOUNDS
アルバム・1,350円(税込)

女性ボーカル

公式サイト では、「煌びやかな中高域再生」を謳っていますが、きらびやかというより伸びのある声が好印象です。
伴奏では、特にビオラなどの音域が良く響き、とても聴きやすいです。

ESW9と比較すると・・・
ESW9は声質やブレスまで鮮明。でもその分、伴奏との分離が明確なのでBGMとして聴くならRE700の方が安心して聴ける気がします。
ただし、打楽器(タンバリンや鈴の音)の響きが まったく違う楽器に聞こえる ことが多々あります。 良くも悪しくも、曇りのないのがESW9のようです。
【聞き比べた曲】
愛をする人(Orochi’s Theme)
柴田 淳
アルバム・500円(税込)

クラシック(管弦楽曲・ピアノ曲)

端的に言って、臨場感が減っている 印象。
これって悪いことのように感じますが、クラシックでは聴き方によって良し悪しがあって、BGMとして何となく聞いているならこのRE700に軍配が上がるのです。

臨場感があって、きらびやかなのがESW9、臨場感を消してフラットなのがRE700。
ESW9は会場の最前列か、もしくは「譜めくり」としてアシュケナージの傍らで聴いている 感覚なのです。
一方のRE700は、会場の10列目くらいで聞いている印象 で、一音一音が強調され過ぎない感じです。

とは言え、クラシックをじっくり聴くのであれば、より良い音で演奏者の表現を感じたいもの。・・・そう考えると、RE700はポータブルということもあり、クラシックには向かないのかもしれません。
【聞き比べた曲】
エルガー : 威風堂々 第1番
フットボール・クラシックス
アルバム・900円(税込)

Chopin Favourites より「ポロネーズ第6番 英雄」
ウラディーミル・アシュケナージ
アルバム・1,600円(税込)

まとめ ~ ATH-RE700 は「買い」なのか?

音質をATH-ESW9と比べたばっかりに、あんまり良いヘッドホンじゃないの? みたいな流れになってしまいましたが、そもそもESW9は希望小売価格36,000円という同じ土俵にない製品です。

それに、ポータブルということを考えると、コード着脱式、方出しコード、スマホ対応 というのは大きなアドバンテージです。(ESW9のコードは貧弱すぎて泣けます)
レトロな外観でありながら、この辺を備えているところに、ニッチながらもRE700の存在意義を感じるのです。

ということで、最安値で8,880円程度まで下がってきた今なら、買いだ と言えるのではないでしょうか。
もちろん、音質への過剰な期待は禁物ですが。

【今回の買いもの】
オーディオテクニカ マイク&コントローラー搭載ダイナミック密閉型ヘッドホン (ブラウン)audio-technica ATH-RE700-BW オーディオテクニカ ATH-RE700-BW
audio-technica
8,942円(税込)

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