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「吟奏の会」で見つけた、茨城・大塚酒造の幻の清酒

2012/3/20 - 雑貨IT , Japan , Tradition , Sake

20120320s

郷里の茨城は坂東市にある「大塚酒造」という蔵元さんが、後継者難で廃業した、という話を聞いたとき、あまり日本酒に詳しくないこともあって、「そうなんだ、残念だね」程度にしか考えていませんでした。

でも、少し気になってネットで調べているうちに、
大塚酒造が造ってきた「秀緑」ブランドの酒は、100年以上前の酒蔵で伝統を守りながら受け継がれていること。農大品評会でダイヤモンド賞を受賞するなど評価が高く、飲みやすくて美味しいことなど、種々の噂を目にしました。

そうと判れば地元の者として、最期に味を覚えておきたい!・・・と郷里やネットで探し始めたのですが、酒蔵は既に閉まり、在庫は全て出荷済み。
秀緑のお酒に限っては、ネットショップでも軒並み「売り切れ」。

市の保存事業で酒蔵自体は保存するような話は聞いたものの、もうお酒は手に入らないようなのです。

・・・そんな、半ば諦めかけていたときに知ったのが 「吟奏の会」 でした。

吟奏の会とは?

吟奏の会は、酒屋さんの共同仕入グループ。
厳選した酒蔵のお酒をタンクごと買い取り、卸を通さずに販売するのが特徴。
市場に出回る酒とは違う、本来酒蔵に行かなければ手に入らない「生原酒」などを、手頃な価格で販売するという大変有難い会だったのです。

「秀緑」の情報をネットで探すうち、この吟奏の会が大塚酒造の酒蔵を買っており、市場に出回らない生原酒を販売している、という情報をゲット。
となれば、後はこの吟奏の会に加入している酒屋さんを当たれば、在庫が出てくるかもしれない・・・。

早速、吟奏の会に参加している酒屋さんのサイトを見て、
まだ「秀緑」の情報が出ているお店を探して電話でコンタクト。

三重県で在庫が見つかった

「ええ、ありますよ」
そんな嬉しい声を聞けたのは、遠く離れた三重県桑名市の酒屋さん 「KAWADE」

ああ、これで本当に幻のお酒が手に入る・・・!
と、在庫の状況を尋ねてみると、大塚酒造閉鎖の事情を知っておられた店長さんが言うには、2008年と2009年の「秀禄純米吟醸本生原酒」が4本はある、とのこと。
ちょっと申し訳ないけれども、4本とも大人買い!

吟奏の会は、そもそもワインや地酒の「熟成」を楽しむ というのが目的にあるようで、店長さんが仰るには、2009年頃のものは今が一番美味しいのではないか、とのことなのです。

幻の清酒、そのお味は?

やっと入手した幻の生原酒。さっそく飲んでみると、
生酒とフルーツの甘く心地よい香り。
厚みもあり柔らかくバランスもよく、おいしい!


・・・と、KAWADEさんのサイト では「秀緑」の味を評していますが、まさにその通り。
正直、今まで日本酒というものを知らなかったのが恥ずかしいくらい、美味しくてフルーティ。ソーダやサイダーで割ると物すごく美味です。

これは市場に出回っていない生原酒だからなのか、本当に日本酒のイメージが覆される思いでした。
でも、もう手に入らないのかと思うと本当に残念だなあ・・・。

後日、KAWADEさんからメールを貰ったところによると、まだ在庫が10本程度ある、とのこと。決して高い金額ではないので、今の数本が減ったらまた戴きたいところです。

ところで、この「秀緑」は、平将門を祀る神社の御神酒として「清酒 将門」も造っていたのだけれど、これももう見納め。残念です。

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