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今の時代に相応しい、寺院のWebデザイン3選

2011/2/28 - ウェブデザインウェブデザイン , Buddhism , Temple

20110228s

仕事柄、様々な業種のWebを見に行きますが、
和風のモノや寺社仏閣が好きなせいもあって、寺院のWebデザインについて考えてみました。

寺院と言っても、広く開かれた有名なお寺と、檀家のために存在する菩提寺とが存在しています。目的が違うために、一概に「これこそが正解だ」とは言えませんが、参拝者を集める、檀家を募る、寺院の意義・歴史を広める、など狙うターゲット層は遠くはないわけですから、アクセシビリティやユーザビリティの面で、理想的なサイトが見える気がします。

最近いくつか見た中で、個人的に「これは」というものを勝手に選んでみました。
(この記事は2011年2月時点のものです)


成就山・妙福寺(千葉県南房総市)

■公式サイト:
 http://www.akafunkun.net/


無意味な点滅や、読みにくい背景、環境に依存するスクリプト多用などは、
どの世界のWebデザインでも避けるべきではありますが
ことに寺院となると、年配の閲覧者も想定すべきだし、さらにその上に
習慣的にネットを使わない人や、観光客をも想定したサイト作りが必要です。

そんな条件を満たしそうな、成就山・妙福寺のサイトは、
メニューは縦書き、優しい色使い、大き目の文字、とアクセシビリティは充分ですが、ある方法で、他の寺院とは違う魅力的な内容に作成されているのです。

1つは WordPress でのブログ、もう1つは オリジナルキャラクターの存在 です。
イベントやお知らせをサイトの中でブログとして更新しているだけでなく、ワークショップを開催するなどして、かなり開かれた運営をされているようです。

さらに、オリジナルキャラクターを登場させて、サイト内で親しみやすく仏教を伝えていく様子に、新しい時代の寺院運営を感じます。
ネットの実情を良く知る、スマートな手際で作られたサイトでした。。。


関山・中尊寺(岩手県平泉町)

■公式サイト:
 http://www.chusonji.or.jp/

■英語サイト:
 http://www.chusonji.or.jp/en/


歴史的に有名な寺院は、各地からあらゆる年齢層の参拝者が多く訪れます。
そこで、サイトの読みやすさ、所在地やアクセス方法の分かりやすさはもちろんのこと、実際の雰囲気を伝えて、多くの人に「行ってみたい」と思わせる 難しい役割が求められます。

言わずと知れた 中尊寺 のサイトは、
空白を多く用いたレイアウトで、文字が読みやすく、写真が非常に綺麗。
鬱蒼とした森の雰囲気を上手く伝える写真と色使いで、分かりやすいサイトです。

サイトの目的であろう参拝者への心配りが充分に感じられ、
拝観のしおり、旅行ガイド、境内案内図などがダウンロードできます。

また、海外からの観光客も多いと思われることから英語サイトも存在し、
簡易版ではなく、ほぼ日本語のページと同じ内容なのが好印象です。

1つだけ残念なところを挙げれば、
英語サイトのDescriptionとKeywordsが日本語表記であることです。
これが直れば、海外版のGoogleもYahooも、正しくこのページを認識してくれますね。


真宗大谷派・東本願寺(京都府京都市)

■公式サイト:
 http://www.higashihonganji.or.jp/

■英語サイト:
 http://www.higashihonganji.or.jp/english/


宗派の本山にあたるような大きな寺院のサイトでは、
歴史と伝統を分かりやすく伝える必要がありますし、威厳や風格をデザインで示すことも、宗派を束ねる大きな寺院には大切なことかと思います。

真宗大谷派の東本願寺のサイトは、
各ページがしっかり分かりやすく作られており、好感が持てます。
大きく読みやすい文字、和紙に描いたようなイラスト、アクセス地図など、どれもが丁寧に、和のテイストを貫いて作られているのです。

深い群青の背景に、優しい色の紙を敷いたようなページは和風サイトのお手本のようで、シンプルなのに寺院の気高ささえ感じることができます。
唯一残念なのは、Flashナビゲーションが少々多いことです。

大胆なトップページのFlashナビゲーションは、斬新で悪くないのですが
若干写真の質が悪いのと、メインのFlashメニューは全てスペシャルサイトへの入口です。
スペシャルサイトはフルFlashで、非常に重く、非力なマシンでは止まってしまいます。

iPadを多用するぼくには、そもそもFlashが見られないのですが。。。

・・・ということで、好き勝手紹介してみましたが、
寺院だけでなく、和風で魅力的なサイトというのはまだまだ沢山あるので、また次の機会に紹介したいと思います。

コメント

  1. 早島英観 より:

    はじめまして、成就山妙福寺の早島と申します。いつも拝見させて頂いております。私も新しい寺院のあり方やWEBサイトの運営等に興味があり、色々勉強させて頂いております。もし宜しければ、情報交換等して頂けないでしょうか?ご返答お待ちしております。

  2. katakura より:

    > 早島様

    管理人の片倉と申します。
    小さなサイトに来ていただき、恐縮です。
    妙福寺様のサイトが大変素敵でしたので、紹介させていだきました。
    私も寺社仏閣が好きで、この秋から古い神社のサイト管理を担当することになりました。
    妙福寺様は、Twitterも活用されておられて、先進的な取り組みですね。
    こちらこそ是非よろしくお願いいたします。

  3. 早島英観 より:

    片倉様
    ご返答有難うございます。管理される神社のサイト是非、拝見させて頂きたいです。
    もしよろしければ、メール等の連絡先を教えて頂けると嬉しいです。
    ご検討宜しくお願い致します。

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